サポートされるプラットフォーム
本セクションに記載されているオペレーティングシステムのバージョンが Thales に検査されており、Sentinel LDKと完全に互換性があると証明されています。オペレーティングシステムの旧バージョンも適合する可能性がありますが、保証されていません。互換性とセキュリティのため、Thales が、お使いのオペレーティングシステムを常に最新のフィックスとサービスパックでアップデートしておくように推奨します。
リリース:8.4
>エンドユーザー用の Sentinel LDK ランタイム環境およびプロテクトされたアプリケーション
>Sentinel Admin Control Center 用 Web ブラウザ
エンドユーザー用の Sentinel LDK ランタイム環境およびプロテクトされたアプリケーション
Sentinel LDK ランタイム環境バージョン 8.41 は、Windows、Mac、Linux (Intel と ARM) システムに対応しています。
Sentinel LDK の最新の機能強化すべてをサポートし、最高のセキュリティおよび信頼性を確保するため、エンドユーザーは最新の Run-Time Environment (RTE) を受け取る必要があります。
注
>クラウドライセンシングで作業する場合、Thales は、常にユーザーが RTE の最新版をライセンスサーバーマシンにインストールすることを強く勧めます。(これは、クラウドライセンスをライセンスサーバーマシンにホストしているベンダーと顧客の両方に当てはまります。)
>Sentinel LDK RTE をバージョン 8.21 以降にアップグレードすると、既存の SL AdminMode ライセンスは新しい安全なストレージに移動します。これが発生すると、RTE を旧バージョンにダウングレードすることはできません。RTE をダウングレードすると、既存の SL AdminMode ライセンスは無効になります。
Sentinel LDK にあるすべての既存機能については、RTE の以前のバージョンが以下に記されるとおりサポートされています。
>カスタマイズされたベンダー API ライブラリ v.8.41 - バージョン制限無しオプションを使用する場合:
RTE が必要な場合は常に、Sentinel LDK RTE v.8.15 以降が提供される必要があります。
>カスタマイズされたベンダー API ライブラリ v.8.41 - バージョン制限無しオプションを使用する場合:
保護されたアプリケーションは、RTE のバージョン番号を確認しません。RTE が必要な場合は常に、RTE は、アプリケーションの保護とライセンスを取得するために使用している機能をサポートする Sentinel LDK のバージョンから取得する必要があります。
詳しくは、Sentinel LDK ソフトウェアプロテクション&ライセンシングガイドの『ランタイム環境に必要なバージョン』を参照してください。
Sentinel LDK RTE、およびプロテクトされたアプリケーション (ランタイム環境の有無にかかわらず) は、以下のシステムにインストールできます:
Sentinel Admin Control Center 用 Web ブラウザ
以下のウェブブラウザの最新版がサポートされます。
>Microsoft Edge
>Mozilla FireFox
>Google Chrome
>Safari
Sentinel LDK-EMS Service
このセクションは、Sentinel LDK の要件を説明します。
オペレーティングシステム
オンプレミスでインストールすると、Sentinel LDK-EMS Service は以下のオペレーティングシステム下でサポートされます。
システム | サポートされるバージョン |
---|---|
Windows |
以下の x64 バージョン: >Windows Server 2016 >Windows Server 2019 >Windows Server 2022 >Windows 10 21H2 >Windows 11 21H2 注: Windows Insider Preview のビルドはサポートされていません。 最新のサービスパックおよびセキュリティアップデートをインストールする必要があります。 |
Sentinel LDK-EMS データベース
オンプレミスでインストールすると、Sentinel LDK-EMS データベースは以下のオペレーティングシステム下でサポートされます。
システム | サポートされるデータベースサーバソフトウェア |
---|---|
Windows |
>Microsoft SQL Server 2016 >Microsoft SQL Server 2017 Express >Microsoft SQL Server 2019 Express 注: Microsoft SQL Server 2019 Express Edition は、Sentinel LDK-EMS インストールウィザードによって自動的にインストールされます。Microsoft SQL Server のこのバージョンに対するインストーラは、Sentinel LDK のインストールドライブにあります。 |
Sentinel LDK-EMS 用の Web ブラウザ
以下のウェブブラウザの最新版は HTTPS と HTTP の両方でサポートされます。
>Microsoft Edge
>Mozilla FireFox
>Google Chrome
注 Mac Safari Web ブラウザは、Sentinel LDK-EMS (ベンダポータルとカスタマーポータルの両方) ではサポートされていません。
Sentinel LDK-EMS 用の Tomcat と JRE
オンプレミスでインストールすると、Sentinel LDK-EMS 以下と互換性があります。
>Tomcat: 9.0.56
>JRE: OpenJDK 8.232
Sentinel LDK Vendor Tools
重要ユーザーは、Sentinel LDK ベンダーツールおよび Sentinel LDK-EMS での作業に使用するマシンに、常に Sentinel RTE の最新バージョンをインストールする必要があります。(Windows 下では、RTE は Sentinel LDK インストール手順の一部として自動的にインストールされます。)
システム | サポートされるバージョン |
---|---|
Windows |
以下の x64 バージョン: >Windows Server 2016 >Windows Server 2019 >Windows Server 2022 >Windows 10 21H2 >Windows 11 21H2 注: Windows Insider Preview のビルドはサポートされていません。 最新のサービスパックおよびセキュリティアップデートをインストールする必要があります。 ディスプレイ:最小スクリーン解像度 1280 x 1024 ピクセル、24 ビットカラー品質が必要です。 Sentinel LDK Envelope 用の注:サンプルの .NET サンプルアプリケーションをWindows 8.1または Windows Server 2012 R2 の下で保護、実行するためには、Microsoft .NET Framework 3.5. をインストールしてください。 |
Mac |
>macOS 11.5 Big Sur >macOS 12.0 Monterey Cocoa フレームワーク上に構築されたアプリケーションがサポートされます。 Sentinel ベンダーツールヘルプシステム用 Web ブラウザ: >Mozilla FireFox >Mac Safari (設定オプションのクロスオリジン制限は無効)(このオプションは [開発者] メニューからアクセスできます。) |
Linux Intel |
Linux 用の Sentinel LDK Envelope および Linux 用マスターウィザードは、次の Linux ディストリビューションの x86-64 バージョンでサポートされています: >OpenSUSE Leap 15.3 >Red Hat EL 8.5 >Ubuntu Server 20.04 >Ubuntu Desktop 20.04 >Debian 11 >CentOS 8.4 最新のサービスパックおよびセキュリティアップデートをインストールする必要があります。 |
Linux ARM |
>ARM 32-bit >ARM 64-bit Sentinel LDK Envelope for Linux (Linux Intel プラットフォーム上) が ARM 32ビットおよび ARM 64ビットプラットフォームで実行されるアプリケーションをプロテクトでます。 |
Android |
Android ARM プラットフォーム |
Java | Java 8 |
ベンダライブラリバージョンの依存性
カスタマイズされたベンダーライブラリ (haspvlib_<vendorID>.*) はベンダーキーを Sentinel LDK に導入すると常にダウンロードされます。Sentinel LDK の新しいバージョンにアップグレードした時は常にベンダーキーを再導入する必要があります。
このセクションはベンダーライブラリの各バージョンへの依存性について説明します。
>Admin License Manager を使用する場合:RTE のバージョンは、カスタマイズされたベンダーライブラリのバージョンに等しいかそれ以降のものでなければなりません。例えば:
ベンダライブラリバージョン | 必須のランタイム環境バージョン |
---|---|
7.100 | 7.100 以降 |
8.11 | 8.11 以降 |
8.13 | 8.13 以降 |
8.15 | 8.15 以降 |
8.21 | 8.21 以降 |
8.23 | 8.23 以降 |
8.31、8.32、8.34 | 8.31 以降 |
8.41 | 8.41 以降 |
注 ベンダーライブラリの所定のバージョンは RTE のより新しいバージョンと互換性があります。しかしながら、RTE の所定のバージョンにおける改善をサポートするには、ベンダーライブラリの同等なバージョンが必要です。
>External License Manager (hasp_rt.exe) を使用する場合:以下の表はカスタマイズされたベンダーライブラリのバージョンの依存性を示しています。
ベンダライブラリバージョン | 必須の External License Manager バージョン |
---|---|
7.100 | 23.0 |
8.11 | 24.0 |
8.13 | 24.2 |
8.15 | 24.4 |
8.21 | 25.0 |
8.23 | 25.2 |
8.31、8.32、8.34 | 26.0 |
8.41 | 27.0 |
注 ベンダーライブラリと External License Manager のバージョンが表に従って同期されていることを確認してください。
最新の External License Manager は Sentinel LDK のランタイムとドライバー リンクからダウンロードできます。https://cpl.thalesgroup.com/software-monetization/sentinel-drivers
>Integrated License Managerを使用する場合:カスタマイズされたベンダーライブラリは必要ないので、バージョンの依存性はありません。
コードサンプルにサポートされるプラットフォーム
コードサンプルは、Sentinel LDK Vendor Tools のリストと同じプラットフォームでサポートされます。
注 Licensing API vb.net で提供される hasp_net_windows.dll と Windows 用 C# サンプルは、.NET Framework 4.5 でコンパイルされています。
この DLL を使用するには、.NET Framework 4.5 以降をコンピュータにインストールする必要があります。
Sentinel LDK v.7.4 より前の DLL は.NET Framework 2.0 でコンパイルされ、セキュリティ上の脆弱性が存在することがわかっています。この脆弱性のため、Thales では .NET Framework 4.5 以降にアップグレードすることを強くお勧めします。
古い .NET Framework のアップグレードを希望されない場合、Windows 用のhasp_net_windows.dll を Sentinel LDK の v.7.4 より前のリリースから入手して使用できます。Sentinel LDK の旧バージョンを入手するには、テクにかるるサポートに連絡してください。
コードサンプル用のテスト済みコンパイラ
API | Programming 言語 |
テストされたコンパイラ |
---|---|---|
Windows 用ライセンシング API |
AutoCAD |
AutoCAD 2020、2021、2022 |
C |
Microsoft Visual Studio 2019、2022 |
|
Visual Basic .NET |
Microsoft Visual Studio 2019、2022 | |
C# |
Microsoft Visual Studio 2019、2022 |
|
C++ |
Microsoft Visual Studio 2019、2022 |
|
Delphi |
Delphi XE3 |
|
Java |
Oracle JDK 1.8 |
|
C# - .NET Core | .NET Core 3.1 | |
C# - .NET | .NET 6 | |
注: libhasp_windows_bcc_vendorId.lib とリンクしているアプリケーションでは、常にマシン上に Sentinel LDK RTE が必要です。 | ||
macOS 用ライセンシング API | Java | Oracle JDK 1.8 Oracle JDK 17 OpenJDK 17 |
C |
Clang 12.0.0 以降 Xcode 12.0 以降 |
|
C# - .NET | .NET 6 | |
Linux 用ライセンシング API | Java | Oracle JDK 1.8 Oracle JDK 17 OpenJDK 17 |
C | GCC | |
C++ | GCC | |
C# - .NET Core | .NET Core 3.1 .NET 6 |
|
Android 用ライセンシング API | Java | Oracle JDK 1.8 |
Windows 用ライセンス生成 API | C、C#、Visual Basic .NET | Microsoft Visual Studio 2019、2022 |
Java | Oracle JDK 1.8 Oracle JDK 17 OpenJDK 17 |
|
Linux 用ライセンス生成 API | C | GCC |
Windows 用のウェブサービスを要求するアクティベーションサンプル | C |
Microsoft Visual Studio 2019、2022 供給されたワークスペースは、使用する VS バージョンへの変換が必要な場合があります。 |
Java | Oracle JDK 1.8 Oracle JDK 17 OpenJDK 17 |
|
macOS 用のウェブサービスを要求するアクティベーションサンプル | Java | Oracle JDK 1.8 Oracle JDK 17 OpenJDK 17 |
Linux 用のウェブサービスを要求するアクティベーションサンプル | Java | Oracle JDK 1.8 Oracle JDK 17 OpenJDK 17 |
Runtime Environment Installer | C | Microsoft Visual Studio 2019、2022 |
MSI |
InstallShield 12 InstallShield 2013 以降 |
|
Windows用Admin API | Java | Oracle JDK 1.8 Oracle JDK 17 OpenJDK 17 |
C、C#、C++、 Visual Basic .NET |
Microsoft Visual Studio 2019、2022 | |
Linux用Admin API | C | GCC |
macOS 用 Admin API | C |
Clang 12.0.0 以降 Xcode 12.0 以降 |
Envelope .NET ランタイム API | C# |
Microsoft Visual Studio 2019、2022 |
Java Envelope Configuration API | Java |
Oracle JDK 1.8 |
現在のファームウェアバージョン
次の表は、Sentinel LDK リリース時の Sentinel HL キーのファームウェア バージョンを示しています。
Sentinel LDK バージョン | ファームウェアバージョン... | ||
---|---|---|---|
Sentinel HL (ドライバレス構成) キー |
Sentinel HL (HASP 構成) キー |
(レガシー) Sentinel HASP キー | |
8.2、8.3、8.4 |
4.x Firmware キー:4.60 6.x Firmware キー:6.09 |
4.x Firmware キー:4.35 6.x Firmware キー:6.09 |
3.25 |
8.0 |
4.x Firmware キー:4.60 6.x Firmware キー:6.08 |
4.x Firmware キー:4.35 6.x Firmware キー:6.08 |
3.25 |
7.8、7.9、7.10 | 4.54 | 4.33 | 3.25 |
7.6、7.7 | 4.53 | 4.33 | 3.25 |
7.5 | 4.27 | 4.27 | 3.25 |
所定の Sentinel HL キーのファームウェアバージョンを決定するには、そのキーを Sentinel LDK RTE がインストールされているコンピュータに接続してください。Admin Control Center でキーのリストを表示します。
>所定の Sentinel HL (HASP 構成) キーのファームウェアバージョンが 4.60 以前の場合、ファームウェアは自動的にキーを Sentinel HL (ドライバレス構成) にアップグレードします。ファームウェアは最新バージョンにアップグレードされます (使用中のライセンス生成ライブラリのバージョンに基づく)。
このアップグレードはファームウェアにのみ影響します。Sentinel LDK の機能は変わらないままです。このアップグレードは、HL ドライブ microSD キーには関係しません。
>Sentinel HL (ドライバレス構成) キーのファームウェアバージョンが 4.27 以前の場合、同時実行をキー上のライセンスに初めて割り当てると、キー上のファームウェアは自動的に最新バージョンにアップグレードされます (使用中のライセンス生成ライブラリのバージョンに基づく)。
中止されたサポート
このセクションでは、過去にサポートされていたが、Sentinel LDK 8.4 でテストされていなかった (あるいはもはや Sentinel LDK でサポートされていない) プラットフォームとコンパイラをリストしています。Thales はこれらのプラットフォームとコンパイラに関連する問題の問い合わせに対応しつづけ、また問題解決のためのアドバイスを続けます。
Sentinel LDK Envelope の Android アプリケーション向けサポートの廃止
Sentinel LDK Envelope はネイティブの Android アプリケーションを今後サポートしません。これらのアプリケーションを保護するのに、引き続き Sentinel Licensing API を使用することができます。
Android ネイティブライブラリ用にプロテクションソリューションが必要な場合、Thales カスタマーサポートにお問い合わせください。
エンドユーザー用のプロテクトされたアプリケーション用のプラットフォーム
次のプラットフォームにおけるプロテクトされたアプリケーションに対するサポートは終了しました:
>Windows 8.1 SP1